今回は不動産屋で相談をするだけというケースに焦点を当てて、不動産屋は相談に行くだけであれば無料でできるのか、不動産屋へ相談をするおすすめの時期や時間帯、不動産屋へ相談をしに行く前に準備しておくべきものなども説明します。
不動産屋へ相談をしようと考えている方は、参考にしてみてください。
不動産屋で相談するだけなら無料です(料金はかかりません)
不動産屋は、相談だけであれば無料です。物件の提案等のサービスを受けても料金は一切かからないのです。不動産屋に報酬が発生するのは、お客さまの賃貸契約を成立させたときとなります。
それによってはじめて、仲介手数料を支払うことになるのですが、相談料金はいっさいかからず、無料となります。契約までは、内見等の割と手間がかかる作業であってもすべて無料で行ってくれます。
不動産屋に来店をする場合は、飛び込みで行くのではなく、なるべく日時の予約を前もってしておきましょう。
予約方法は電話やメールに加えて、最近では、ライン、フェイスブック、インスタグラム等のSNSサービスでも可能な場合もあります。自分が日々の生活でよく使うサービスを使って連絡を取ってみると良いと思います。
予約を前もってしておけば、不動産会社の方々もまとまった時間を取って対応してくれる傾向があります。また、予約連絡をする際に希望している条件を簡単にまとめて伝えることで、その条件にあった物件を当日いくつか提案してもらえると思います。
もちろん、不動産会社の方々が物件提案の資料をまとめていたとしても、それに対して料金がかかるということはありません。
不動産屋は賃貸等に関する一般的な相談を無料で行うだけでなく、他にも様々なサービスを提供してくれます。簡単に無料で受けられるサービスにはどのようなものがあるかを挙げていきます。
一般的な相談
これは上で述べた通り、一般的に賃貸に関わる疑問を不動産屋の方々がきちんと教えてくれます。賃貸契約を開始するのにおすすめの時期や、賃貸契約に至るまでのプロセス、街の環境（例えば、この物件は〇〇で買い物ができて、近くにこんな公園がある等）のことにも、親身に回答してくれます。
物件紹介・提案
不動産会社は、希望に叶うような物件探しのお手伝いをしてくれます。物件紹介は、いかなる条件変更にも対応してくれますし、何件も対応してもらっても料金はかかりません。
賃貸物件は、とても数がおおく、見学したい物件を1つに絞り込むことはかなりむつかしいです。また、ネットには情報が公開されていない非公開物件や新着物件も存在します。
具体的に契約を考えている物件が決まっていないケースや、どの物件が自分にとって最適なのか分からない場合は、気軽に不動産会社に相談してみることがおすすめです。
内見の案内
賃貸情報は、ネット上に間取りや、設備、立地などの詳細だけでなく、そこに住んだらどのような生活が行えるのかということまで書かれていますが、実際にその物件周辺の環境に足を運んでみないと分からない事もたくさんあるのです。賃貸物件を実際に見学しに行くことを｢内見｣と言います。
内見は住んでみたいと考えている物件を1つだけ見学するのではなく、一日に複数の物件を、不動産屋の方に車で案内してもらいながらまわることもできます。これだけ時間を取ってもらって、手厚いサービスを受けても料金はかからないことはすごいですね。
条件交渉
賃貸契約をする時は、提示されている条件でそのまま受け入れるのではなく、家賃を下げてもらう、礼金や仲介手数料を割り引いてもらう、フリーレントターム(家賃無料期間)をもうけてもらうなどの条件交渉をすることが可能です。
大家さんとのつながりが強い不動産屋の営業マンであれば、条件交渉をうまく進めてくれることが多い傾向にあります。賃貸物件の契約をするケースは、条件交渉に関しても不動産屋にお願いしてみましょう。
もちろん、物件によってできない場合もありますが、お願いすることで料金はかかりません。家賃等を安くする交渉が成功した場合でも、それによって料金がかかるということはありませんので、ご安心ください。
契約
賃貸物件を借りる場合の契約に慣れている方などほとんどいません。不動産業に関する知見がない方のために不動産屋は、契約による問題発生のリスクを最小限に抑えられるように、詳細にわたってさまざまな事項を説明・解説してくれるので、契約に関する不安も解消してくれます。
入居後のサポート
賃貸契約をして入居した後に、部屋に実際に住むことで様々な問題が発生することもあります。部屋自体の問題である給湯器や水回りの修理、それ以外にも、近隣住民の方や大家さんとのトラブルが発生し、ダイレクトに当事者同士で相談できないこと状況に陥ることもあります。
そのようなケースにおいても、不動産会社に相談をすれば、大家さんに相談した上で、問題の解決をしてくれます。
その他にも、退去・解約、契約更新時の価格交渉に関しても、すべて不動産屋の方が窓口となって交渉をしてくれるので、非常に心強いです。
このように、不動産屋の方々はさまざまなサービスを無料で提供してくれます。いろいろと相談をして、最高の物件を見つけましょう。
不動産屋に行くおすすめの時期は
おすすめの時期は4月～8月の閑散期となります。不動産屋へ相談をするおすすめの時期が4月～8月となるのは、学生や会社勤めの大半の人の賃貸契約は1～3月もしくは9～10月の入学、卒業や会社の異動シーズンに行われるので、4月～8月という時期が不動産賃貸ビジネスの閑散期であり、不動産屋に訪れて賃貸契約をする人が少なく、まとまった時間を取って相談をしてもらえる可能性が非常に高い時期となっているからです。
また、4月～8月は家賃等の費用交渉に関しても、多くのケースで契約者の相談にのって、交渉を進めてくれます。閑散期に空室をおおい物件がある大家さんであれば、多少費用を下げてでも、できる限り早く入居者を見つけてどうにか空室を埋めたいと考えます。
加えて、不動産屋の営業マンは、1件でも多く仲介を増やして、閑散期に売上を伸ばして営業成績を上げたいと考えるので、積極的に交渉してくれます。
不動産屋に行くおすすめの時間帯は
不動産屋へ相談に行くおすすめの時間帯は平日の午前中が良いと考えます。とくに、営業開始直後の時間帯を狙えば、高い確率で他のお客さんがいないと思いますのでおすすめです。
平日であれば、学生や社会人の方々はたいてい授業や仕事で時間があるため、休まない限り時間を取ることができません。その点を考えても、空いている可能性が高くなってくるのです。
平日の午前中に相談をしに行くメリットは、住むことを希望する物件が午前中にあらかたまとまれば、午後からさっそく内見をさせてくれることがあります。これも、平日であれば、午後からの予定もあまりないということが多い傾向にあるからです。
一日の拘束時間は増えてしまいますが、住むことを考えている土地に何度も訪れなくて良いので、時間だけでなく交通費等も節約して効率的に物件探しをすることができます。
一つ注意点は、月末などの締め日が近い場合は、その月のノルマ達成に不動産会社の営業マンも焦っていることがあるということです。
そういったケースでは、早く契約させたい気持ちが働いて提案等のクオリティーも下がってしまうことがあるかもしれないという事は頭に入れておきましょう。
不動産屋に行く時は服装に気をつけよう
不動産会社に行くときは、どんな時も当たり前だと思いますが、清潔感のある服装で行ったほうが良いと思います。賃貸契約をする場合には、入居審査というものがあります。不動産屋は、このお客様はきちんとしている人なのかをしっかりとチェックをしています。
家賃を払ってもらえない、隣人トラブルを起こす等の問題があると不動産会社の信頼も落ちてしまい、今後のビジネスに影響があるからです。
とても当たり前のことなのですが、見た目を意識して不動産会社に行くように心掛けてください。服装で入居審査がうまくいかなくなってしまうことは勿体無いので気をつけてください。
不動産屋さんに行く前に！
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いきなり訪問する場合、不動産屋さんのスタッフも準備ができていなかったり、他のお客さんの接客中だったりして、良い対応をしてもらえなかったことはありませんか？
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