家賃はできるのであれば下げたいものです。とはいえ、つよく値下げを要求すると、家賃交渉が上手くいかないだけでなく、貸しての心象を悪くして、部屋を借りることができなくなります。
家賃交渉を強くしないと借りることができない金額の部屋は、そもそも借りることが適していないということもあるので、再検討が必要となることも留意してください。
大きな金額の家賃交渉はなかなかむつかしいことが多いです。
また、家賃交渉にはタイミングの良い時期がありますし、それをうまく進めるにはコツもあります。
この記事では、家賃交渉は成功させるために重要となるポイントを説明していきます。
そもそも家賃の値下げはできるの?
家賃を下げてもらう交渉自体は可能ですが、下げてもらうことはなかなかむつかしいです。
家賃は大家さんの月次収益となるので、つまり大家さんの収入がおおきく減ることになります。
あまりに大きい金額の値下げを交渉した場合、は貸し手側から嫌がられて賃貸契約をさせてもらえないこともあるので注意してください。
家賃交渉は時期やタイミングがとても重要
契約をする前に家賃交渉をするなら、閑散期であれば比較的相談にのってくれるので、その時期をえらびましょう。
特に、学生や転勤等で一人暮らしをする方の部屋は、4月の中旬くらいまでに入居者を確保できないと、長いあいだ空いてしまうことがあります。
ですので、10月ごろの再び会社の異動等で人の流れができるまで(5月~9月)は、家賃交渉がしやすいタイミングです。
また、家賃は契約書で定められているので、入居後の家賃交渉はハードルが高くなります。
契約内容を決めるタイミングが狙い目です。また、契約更新も相談するタイミングとしては良いかもしれません。
周辺環境が大きく変わったときも交渉の良い機会
設備に不備があったり、物件自体が劣化してきている、それから近隣から大型スーパーが撤退など、生活利便性におおきな変化がある。
目の前に大きなビルが建ってしまって、日当たりが悪くなったりなど、環境の悪化や利便性の低下により物件価値がとてもおおきく下がることがあきらかな場合は、家賃交渉がしやすいです。
交渉の際は、特に問題もなく長く住んでいて、これからも長く住むつもりであることをつたて、不動産会社や大家さんに相談してみましょう。
家賃交渉を成功させる4つのコツ
どうしても家賃を値下げしてほしいと思っている人もいる方のために、コツを説明していきます。
不動産屋閑散期4月~7月に交渉する
引越し需要が落ち込んでくる4月~7月の不動産屋閑散期のタイミングは、もっとも家賃交渉に適しています。
引っ越しの際繁忙期であるの1~3月に入居者を確保できなかったお部屋は、1年を通して空室となり、収益が上がらなくなってしまいます。
値下げしてでも借りてほしいと考える大家さんがいますので、是非交渉してみてください。
家賃が下がれば必ず契約する意思を伝える
家賃を下げてもらえるのであれば、かならず契約するという意思を伝えてください。これにより、不動産会社は契約に直結するので、こころよく協力をしてくれます。
不動産屋の努力がかならず成果をあげるわけではないのであれば、強く協力はしてくれません。
家賃を下げてもらう代わりに礼金の増額を提案する
長期間お部屋に住む予定の人は、家賃を下げてくれるのであれば、礼金を多く支払う意思を伝えましょう。
住む期間によっては、結果的にトータルコストがやすくなります。
また、長期間住むと言うことは、結果的に空室の期間がみじかくなるので、不動産所持者の収益は増えることもあります。
現状をしっかりとかんがえて、おたがいがとくとなる交渉ができればとおてもよいと思います。
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