賃貸 安い 時期

賃貸物件はいつの時期が安い?家賃など費用を安く抑える方法を説明します

引越しをしたいと思っても、初期費用がおおきくかかるのは問題ですよね。家賃だけでなく敷金・礼金、不動産会社への仲介手数料、引越し費用、家具・家電の購入など、挙げればきりがないです。

そんな中で、需要の低い時期(オフシーズン)であれば安い家賃で契約できる傾向にあります。

この記事では、賃貸物件の契約にかかる費用を安く抑えられる時期や費用を抑える方法を説明していきたいと考えています。

賃貸物件への需要は時期によってさまざま

賃貸 安い 時期

賃貸物件探しには、1年の中で需要が高くなる時期と低くなる時期があります。9月頃から会社での異動シーズンもあり、賃貸物件への需要が高まってきます。

その後、秋頃の需要も一巡し、次は1月から翌年の3月末の時期に賃貸契約や引越しが増えて、一年の中で最大の需要が生まれます。4月になると需要が落ち着き、8月頃までの期間は賃貸契約や引越し需要が低くなります。

需要が高い 10月〜4月上旬

需要が低い 4月上旬〜9月

需要が増えれば、やはり家賃や敷金・礼金などが高くなります。一方で、需要の低い時期(オフシーズン)は賃貸契約のボリュームがダウンしてくるので、家賃や礼金等の初期費用コストが下がっていますし、さらなる値下げ交渉もしやすくなります。

賃貸業界の1年間をもう少し詳しく見ると賃貸業界の1年間は、下記のようになっています。

1月~2月

需要の高い1月~2月は、進学や就職といった春から始まる新生活に備えて部屋探しをする人が多くなります。会社の異動も4月からというケースが非常に多いです。空いている物件数も多く、新築物件がそこに合わせて作られていることも多いです。

2月下旬~3月

2月下旬~3月にかけては、不動産会社や引越し業者がもっとも稼働する時期です。4月以降の新生活に向けた準備で、3月中旬くらいには人気の物件はほとんどなくなってきます。

4月~5月上旬

4月下旬ごろになると、新生活需要が一巡してくる時期です。不動産会社のピークは過ぎていると言えます。

5月中旬〜9月上旬

5月中旬〜9月上旬は今までの大きな需要が一巡して、特に需要の低い時期(オフシーズン)となります。新生活を始める人たちの引っ越しも、5月上旬までで区切りがつきます。GWまでには引越しを終えているケースがほとんどです。引っ越し需要はかなり減ってきます。

9月下旬〜12月上旬

10月には会社の異動もあり、引越しする人が少し増えてきますが、11月〜12月上旬になるとその需要も一巡して賃貸契約や引越しのボリュームが減ります。年末年始の準備で忙しくなり、需要が高くない時期です。家賃や引越し料金もオフシーズンの水準となり安くなります。

最も混雑するのが、1月上旬〜3月下旬となっており、家賃も必然的に上がりますので、できるだけその時期は避けて初期費用を安く抑えられるようにしてください。

需要の低い時期(オフシーズン)に賃貸物件を契約するメリットとは

賃貸 安い 時期

需要の低い時期(オフシーズン)に賃貸契約をすれば、家賃を安く抑えることが出来ます。この先では、需要の低い時期(オフシーズン)に賃貸物件を契約するに際のメリットとデメリットを説明していきます。

まずは、需要の低い時期(オフシーズン)に賃貸物件を契約するケースのメリットから説明していきましょう。

家賃を安く抑えられるだけでなく、仲介手数料や礼金等といった初期費用を抑えられる

需要の低い時期(オフシーズン)に空いている部屋はなかなか契約が決まりません。空室のままになっていると家賃収入が減ってしまいます。大家さんは損失の発生を抑えるために、なるべく早く入居者を確保しようとします。そのため、需要の低い時期(オフシーズン)は仲介手数料や礼金を安くできるだけでなく、家賃交渉もしやすい時期といえます。

フリーレント物件の契約も検討できる

需要の低い時期(オフシーズン)には、フリーレント物件が増えることもあります。フリーレントとは、特定期間入居することを約束すれば、一定期間の家賃が発生しない契約方法のことを言います。入居から最初の1ヵ月分の家賃を無料にしてくれるケースが多いです。

賃貸契約の時期をうまく調整できないと、入居している賃貸物件と新規契約先の家賃がかかってくるため、家賃が2重となる期間が生まれてしまいます。フリーレント契約は、家賃の2重払いを回避することもできます。

一方で、フリーレントには一定の契約期間が決まっており、契約期間が終了する前に解約すると違約金が発生するケースがあるので注意が必要となります。

賃貸契約をするまでにじっくりと考えることが出来ます

需要の低くなっている時期(オフシーズン)であれば、物件をゆっくり選ぶことが出来ます。需要の高くなっている時期は、条件の良い賃貸物件は内見に行ったらすぐに契約を決めないと、他の人にすぐ借りられてしまうケースが多いです。ですので、多くの物件を見ながら、時間をかけて選ぶことが難しくなるのです。

需要の低い時期(オフシーズン)ですと物件の数は減少していますが、すぐに借りられることも少ないので、考える時間を取ることが出来ます。

また、不動産会社のスタッフも時間を多く取れる時期なので、時間を割いて相談に乗ってもらい、条件のいい物件を探してもらうことや家賃等の交渉に関してもお願いしやすくなります。結果的に費用を安く抑えることができると思います。

需要の低い時期(オフシーズン)に賃貸物件を契約するデメリット

賃貸 安い 時期

需要の低い時期(オフシーズン)に賃貸物件を契約するメリットはさまざまですが、もちろんデメリットもあります。デメリットに関してもしっかりと認識しましょう。

物件の数が減少している

需要の低い時期(オフシーズン)は空き物件数が少なくなっており、住みたい物件にすぐに出会うことが出来なくなることが多いです。

空き物件や新築物件は、需要が高くなる時期(特に1月〜3月)引っ越しをする方々が増えることで、おおきく増えていきます。4月までに新しい生活が始まるので、そこまでにほとんどの人は契約を済ませます。

したがって、結果的に需要の低い時期(オフシーズン)は契約済みの物件が多くなっており、空き物件が減るのです。また、引っ越した人は新居で新しい生活を始めたばかりなので、需要の低い時期(オフシーズン)は物件がなかなか空いてこないのです。

つまり、選べる物件は少なくなり、希望の物件に出会うまで時間がかかる、どこか難のある物件に当たることも多くなります。

費用を安く抑えることを優先したい場合、需要の低い時期(オフシーズン)にしよう

今回の記事では、賃貸物件の家賃等が安くなる時期や、家賃など費用を安く抑える方法はあるのかということに関して説明してきました。費用を安く抑えたいのであれば、4月中旬~12月の時期が最適です。需要の低い時期(オフシーズン)に、住みたいと考えている賃貸物件をなるべく安く借りて、引っ越しの初期費用を抑えましょう。

また、物件数は少なくても、不動産会社のスタッフも時間に余裕があるので、じっくり対応してくれます。希望物件の空き状況はタイミングの問題もあり、必ずしも空き物件が多い時に契約できるとも限りません。

時期を選べるのであれば、今回の記事を参考にしながら、最適な時期を選び、費用を安く抑えて、賃貸物件の契約をしてみてください。良い物件に出会えることを祈っています。

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