スタッフ当たりの最適反響数は約60件/月
関東A社・6店舗・24名体制の定例データから見えた、スタッフ当たり反響数とアポ率の相関
前提:関東A社は「反響数を最大化する」戦略をとっている
関東A社は6店舗・スタッフ24名体制で、とにかく反響数を増やす戦略を採用しています。SUUMOをはじめとするポータルサイトへの掲載を最大化し、多くの反響を獲得することで来店数を伸ばすアプローチです。
その結果、6店舗合計で全日推定 月間約2,420件もの反響が各店舗に届いている状況です。
各店舗の月間反響数
以下は2025年8月の実績データです(全日推定)。1店舗あたり月間約293件〜477件の反響が来ています。
| 店舗 | 月間反響数 (全日推定) |
スタッフ数 | 反響/スタッフ | アポ率 |
|---|---|---|---|---|
| 店舗A | 467件 | 3名 | 156件/人 | 15.9% |
| 店舗B | 360件 | 3名 | 120件/人 | 14.8% |
| 店舗C | 477件 | 5名 | 95件/人 | 15.1% |
| 店舗D | 372件 | 4名 | 93件/人 | 17.5% |
| 店舗E | 293件 | 5名 | 59件/人 | 28.6% |
| 店舗F | 451件 | 4名 | 113件/人 | 12.9% |
| 合算 | 2,420件 | 24名 | 101件/人 | 16.8% |
※全日推定:夜間帯(18-24時)の反響数を43%として、日中帯分を含めた推定値。アポ率は夜間対応分の実測値。
反響数をスタッフ数で割ると、アポ率との相関が見える
各店舗に大量の反響が来ている状況で、「スタッフ1人あたりに何件の反響が割り振られているか」を算出し、アポ率との関係を分析しました。
その結果、スタッフ1人あたりの反響数が少ない店舗ほどアポ率が高いという明確な傾向が見えてきました。
店舗E:59件/人 → アポ率28.6%
スタッフ当たり反響数が最も少ない店舗Eは、アポ率28.6%でダントツの1位。1人あたりの反響数を適正に保つことで、B層への丁寧な対応が可能になり、アポ率が大幅に向上しています。
店舗A:156件/人 → アポ率15.9%
反面、スタッフ当たり反響数が最も多い店舗Aは15.9%。1人あたりの負荷が高いと、C層の見極めやB層への丁寧なアプローチに時間を割けなくなります。
反響を増やしても、対応しきれなければアポ率は下がる
A社は反響数を最大化する戦略が功を奏し、大量の反響を獲得しています。しかし、1人のスタッフが対応できる反響数には限界があります。月間100件を超えると、1件あたりにかけられる時間が減り、B層への丁寧な追客が困難になります。
示唆:「人を増やす」か「反響対応を外注する」か
スタッフ1人あたり月間60件程度が最適ゾーン。反響数が増えたら、人員を増やすか反響対応を専門業者に任せることで、アポ率を維持・向上させることができます。