賃貸契約 流れ

賃貸契約の流れはどのような感じ?どれくらいの期間がかかる?

これから賃貸物件を探し始めるといったときに、契約してお部屋に住めるようになるまでにどのようなプロセスを踏んで、どのような流れがあるかを知らない人も多いと思います。

今回の記事では賃貸契約の流れと必要な期間に関して説明したいと思います。

賃貸物件探しから賃貸契約までの流れは

賃貸契約 流れ

住みたいと考えている街への引っ越しを決めてから、賃貸物件を契約して実際に住むに至るまでのプロセスには、9つの項目をクリアする必要があると考えています。下記の項目にそって、それぞれのステップに関して詳しく解説します。

①   住みたいエリアやお部屋の条件をいくつかあげる

②   インターネット等で住みたい物件の候補リストを作る

③   賃貸物件を扱っている不動産屋へ行く

④   内見をしてイメージ通りかを確認

⑤   申し込み、入居審査

⑥   重要事項説明を受ける

⑦   契約手続きを行う

⑧   引っ越しの準備、引っ越し

⑨   入居後の手続き

①   住みたいエリアやお部屋の条件をいくつかあげる

賃貸契約 流れ

まずは、自分の勤務先や学校等に通勤・通学やすい路線を考えながら住みたいエリアを絞っていきましょう。

家賃は都心の駅に近ければ近いほど高くなり、遠ければ遠いほど安くなります。

路線によっても相場がおおきく変わることもあるので、住みたい駅を限定するのではなく、通勤先からおおよそ◯◯分以内と幅を持たせれば、物件の選択肢が増えてきます。

その後、間取りや設備、駅からの徒歩時間、家賃などの条件を考えていきます。

②   インターネット等で住みたい物件の候補リストを作る

賃貸契約 流れ

住みたいエリアや条件を絞ることが出来たら、インターネットの物件探しサイト等を利用して、希望に合う部屋を検索してみましょう。

検索方法は色々とありますが、先ずは住もうと考えているエリアや駅名で調べて、検索条件を更に絞り込んでいく方法です。

該当するエリアの物件がリストで出てくるので、駅からの徒歩時間や希望の間取り、設備を入力して候補を絞り込んでいきましょう。

敷金、礼金なしの賃貸物件、駐車場あり、2階以上等さまざまな条件を設定することもできます。

ですが、希望条件をあまりにも厳しくしすぎると出てくる物件数がほとんどなってしまうので、どうしても外すことができない条件を入力して、徐々に絞り込むのがおすすめです。

③   賃貸物件を扱っている不動産屋へ行く

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インターネットで希望する物件をまとめて、メールやお問い合わせフォーム、もしくは電話で予約をすることがおすすめです。

急いでいるのであれば、メールよりも電話のほうが早くスムーズに対応してもらえる可能性がありますが、お客さんが多い時は不動産屋のスタッフも電話を受けることが出来ないこともあり、なかなか予約が出来ないこともあると思います。

メールで予約をする場合は、条件に合う他の物件があれば合わせて提案してくれないかということを事前に話しておくと、効率的に時間を使えます。

タイミングが良ければ、退去が決まったばかりの新着物件であったり、サイトには掲載されていない非公開物件を提案してくれるケースがあります。

④   内見をしてイメージ通りかを確認

希望するお部屋が空いていたら、実際に内見に行って希望条件やイメージと合っているかどうかを確認してください。

人気の物件は内見して即決する人も多いので、本当にすぐに埋まってしまいます。特に1~3月の不動産需要はとても強く、賃貸契約もタイミングやスピードが大事なので、イメージ通りの物件があったら早めに決めてください。

先行申し込みなら内見せずに審査を済ませることが出来ます

先行申し込みとは、内見より前に入居申込をすることです。先行申込をすれば、お部屋が空いたあとに優先的に内見することが出来ます。

希望する物件が空いていない場合は、先行申し込みができないかどうか不動産会社に確認すると良いでしょう。そうすれば、賃貸契約終了までの期間や時間も普通よりかからなくなります。

⑤   申し込みと入居審査

賃貸契約 流れ

内見を終えて、住みたい物件が決まったら、次は申し込みと入居審査を通過する必要があります。

入居審査に必要となる書類は下記の通りとなります。

・身分証明書(免許証・保険証・パスポートなど)

・収入証明書(源泉徴収等で)

・連帯保証人の身分証

・連帯保証人の収入証明書(必要であれば)

・住民票

・印鑑

・通帳のコピー(預貯金審査の場合)

不動産会社によっては申込書に、本人と連帯保証人の勤続先・勤続年数・年収を記入する場合があります。申し込みの審査で止まってしまわないように、事前にまとめておいてください。

また、住民票や収入証明書の取得には時間がかかるケースがよくあります。早めに準備しておけば、入居審査をスムーズに行うことが出来ます。

⑥   重要事項説明を受ける

賃貸契約をする前には、重要事項の説明を受けなければなりません。重要事項説明とは、一般的な契約内容を説明するほかに、火災保険の加入や退去時のクリーニング代に関してなど、さまざまな内容をしっかりと説明を受けて把握しなければなりません。

不慣れな専門用語が連続したり、難しい内容が多いので、理解できなかったり、しらないことがあったら、何度も質問して不明点がなくなるようにしましょう。

また、内容に納得できない部分があるとか、あまりにも借り手側に不利な条件がある場合は、その内容を変更できないか相談してみてください。

重要事項説明や契約書は内容が難しいだけでなく、量も多いです。しっかりと理解することはなかなか難しいかもしれませんが、トラブルを避けるためにもしっかり確認しましょう。

注意して確認するべき項目は下記の通りです。

・退去時のクリーニング代に関して

・退去時のエアコン等の修繕費に関して

・退去時の鍵の交換費用に関して

特に、お金に関わる部分ですのでしっかりと確認しましょう。

⑦   契約手続きを行う

賃貸契約 流れ

重要事項の説明を受けたら、最終的な契約プロセスに入ります。契約に必要な書類は下記の通りとなります。

・住民票

・印鑑証明書

・源泉徴収票

・銀行通帳と口座印

・連帯保証人の住民票と収入証明できるもの

連帯保証人が遠方のケースでは、書類の送付等があり、手配にとても時間がかかるので書類提出に大きな遅れがないように注意しましょう。

また、入居日の確認や、家賃は日割り計算になるか等も確認しましょう。交渉したいことがあれば、ここが最後となります。契約書に捺印をする前に、契約内容の最終確認をしましょう。

賃貸契約の流れの中でも、かなり重要なものと言っても過言ではありません。できる限り自分に有利となるように契約を結びましょう。

⑧   引っ越し

契約が終わったらいよいよ引っ越しとなります。引っ越しに必要となる手続きは下記の通りです。

・引越し業者の決定と手配

・荷造り

・転出手続き

・電気、ガス、水道の転居手続き

・電話やインターネットの移転手続き

・郵便物の転送手続き

・粗大ごみの処分、もしくは売却

・クレジットカードの住所変更

特に役所での転出手続きは忘れると最悪引っ越し前の場所に戻らなければならなくなるので、必ず引っ越し前に手続きしましょう。

⑨   入居後の手続き

引っ越しが終わったらやるべきことは下記の通りとなります。手続きに納期や本人の立会いが必要なものもありますので早めに手続きしましょう。

・引っ越し荷物の整理

・役所での転入手続き(引っ越ししてから2週間以内)

・ガスの開栓手続き(立会い必要)

・免許証、クレジットカードなどの住所変更

賃貸契約までの期間は約1ヶ月

部屋探しから新居に実際に入居するまでの期間は、早くても約1ヶ月程度となります。なかなかいい物件に出会えないと3ヶ月程度かかったりもするので、流れをしっかりと理解して、効率的に進めてください。

自分の希望通りの部屋に住めるように、ぜひ参考にしてみてください。

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