一般的な大学生の一人暮らしはどんな生活なのでしょうか。
そのイメージをもってもらうために、大学生の毎月の生活費や仕送り額、アルバイト状況、仕送り額に関して説明していきます。
時間にも余裕があり、趣味や飲み会等での出費もかさんできます。その際の注意点や、お部屋の選びのコツ、学費や奨学金等についても解説していきます。
大学生の一人暮らしはどんな生活?
大学生の一人暮らしは、ひとりの空間で自分の時間を自由に使ったり、趣味にかなりの時間を使うことができます。
大人の誰もがいいますが、それほど自由に時間を使えることはなかなかありません。ひとりぐらしをすることで、しっかりと自分とむきあえる時間ができることは、素晴らしいことだと思います。
一方で、自分の心意気次第では、昼過ぎまで寝ていたり、夜遅くまで遊んでいても怒ってくれる人はもういません。
自分で自分を律することができないと、後で後悔することになうかもしれません。
家事は結構大変
今までは親がいたので、大部分の家事をやってもらっていたと思いますが、洗濯・掃除や、食事の用意など、すべて自分でやる必要が出てきます。
一人暮らしをはじめると、親のありがたみに気づくことも多いと思います。親からの仕送りでも生活費が足りない場合は、それを補うためにバイトで稼がなければなりません。
自分の時間が増えるとおもいきや、家事等の時間が必要になり、はじめは結構大変に思うことも多いです。
加えて、大学の講義や部活、サークル活動、アルバイトといろいろとやっていると、体力的にきつくなってきます。
あまり無理をし過ぎずに自分のペースを維持するようにしましょう。
大学生におすすめなお部屋は?
大学生の一人暮らしに適した間取りは、一般的にワンルームか1kです。
平均的なお部屋の広さは6畳ほどで、一軒家の1人部屋より少し大きいか同じくらいです。ワンルームは、キッチンと居室の間に仕切りがありません。
ですので、ドアを開けるとお部屋の全体が見わたせるかたちとなります。いっぽうで、1Kは、仕切りがあるので玄関からお部屋の中を見られることはなく、防犯面ではワンルームより優れているとかんがえられます。
家賃に関してはワンルームのほうが多少安い傾向にありますです。
ですが、お部屋内の設備や専有面積にかんしては、そこまで大きな差はないので、家賃が安い方がいいと考えている人にはとてもおすすめです。
間取り以外で考えるべきポイントは?
お部屋を決める際に、間取り以外に考慮すべきポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。
いくつか考えるべきポイントを説明していきます。
通学のしやすい場所にしましょう
大学には通学しやすい場所にあるお部屋を探す方がいいと思います。
徒歩で行ける距離であれば、一日の時間を有効活用できます。空き時間があるときは家に帰り、有意義に時間を使うこともできます。
ですが、友達のたむろ場になることもあるので、それが嫌な場合は自転車で5-10分以内の距離にすると、通学ストレスもないのでおすすめです。
スーパーやコンビニが近い場所は生活が便利
スーパーやコンビニなどが近い方が、生活はとても便利になります。
また、アルバイトの案件がおおくある商店街や主要駅に行きやすい場所に近いお部屋を借りれば、生活がとてもしやすいです。
アルバイトや買い物がしやすくて便利なだけでなく、どこかへ遊びにいくときも移動がしやすいです。
女性は2階以上のお部屋にしましょう
女性は不審者に狙われることも、残念ながらそれなりにあります。2階以上のお部屋にすめば、不審者の侵入確率をある程度下げることができます。
管理人さんがいたり、防犯設備がしっかりとしているマンションも安心できるのでおすすめです。
毎月の生活費は?
家賃以外の、1ヶ月の平均生活費は約8万円ほどと考えておきましょう。もちろん、ひとによっては飲み会がおおかったり、生活スタイルによって生活費は全く異なります。
自らの出費の傾向を理解して、お金がたりなくならないようにしてください。
平均生活費の内訳は以下です。
食費 約30,000円
水道光熱費 約10,000円
娯楽費・交際費 約20,000円
通信費 約10,000円
その他購入費(衣類・日用品) 約10,000円
合計 約80,000円
食費が月3万円だと、1日1000円という計算になるので、基本的には3食とも自炊をしなければいけません。
外食派なら4万円ほどないと、低価格のお店中心となります。水道光熱費は、エアコンを24時間つけっぱなしにしない限りは、月8千円以内に収まります。
さらに節約したいのであれば、使わない家電製品のコンセントを抜いたり、電力プランや会社を見直して、徹底しましょう。
通信費は、スマホを格安SIMに変更すれば、月5千円以内に収められます。ちなみに、東京都内の学生向けアパートの家賃目安は、管理費・共益費を含めて6万円ほどが一般的です。
都市ガスは生活コストがとても安い
大学生で一人暮らしをするケースでは、ガス代が安い「都市ガス」対応のお部屋にした方がお得です。
プロパンガスと比べると、都市ガスのほうが、最低1ヶ月約2000円は安くなります。物件情報にどこのガス会社かの情報がない場合は、不動産会社が教えてくれるので、きいてみてください。
部活・サークルや合コンの出費も念頭に
大学では生活費のほかに、サークルの活動費用や、その飲み会、また学食のコストがかかります。
とくに、サークルによっては飲み会代が月に数万円かかります。イメージは下記をご覧ください。
部活費用 年10-20万ほど(合宿等含む)
部活飲み会 一回あたり3-5千円ほど
試合等の交通費 年3-5万
サークル費用 年間10万円ほど
サークルの飲み会 1回あたり3~5千円ほど
学食 1食500~1000円ほど
また、友達との飲み会・ランチや、合コンでもお金がかかります。
大学関係の交流で月1-3万円ほど出費があるので、娯楽費・交際費はそこそこかかると考えておいてください。
親からの仕送りはどれくらい
一人暮らししている大学生への仕送り額は月3-5万円の範囲に全体の半数以上が入ります。6-10万の方はかなり稀なケースです。
親からの仕送りで、毎月約6-10万円もらっている学生は、無理にアルバイトをしなくても大丈夫です。自分の娯楽や被服費をおおくつかいたい方は、週3ほどのアルバイトをすれば充分なお金を確保できます。
仕送りが月3万円の方は、月5万円ほど稼がないと生活が厳しくなります。シフトにおおめに入ってアルバイトをしたほうが良いです。
アルバイトはどれくらいするものなの?
生活費と仕送りのの合計が月に15万くらいは必要なことを考えると、仕送り額にによってかわりますが月5~10万円アルバイトで稼がなくてはいけません。
時給が1000円と仮定して、月100時間以上アルバイトが必要となります。正直これはかなり厳しく、土日のどちらかをアルバイトの時間としなければなりません。
平日は毎日バイトをするなら、昼は学校、夜はバイトとなり、1日朝8時半~夜10時まで動き続けることになります。かなり大変なことがわかると思います。
奨学金を借りることも選択肢のひとつ
一人暮らしをしている人のおよそ3割以上は奨学金を借りています。
奨学金には、返金義務のない「給付型」といわれるものと、返金しなければいけない「貸与型」の2種類があります。後者の奨学金はつまるところ借金です。
後々返還が大変になってくるので、あまり多く借りることはやめたほうがいいです。
一人暮らしの大学生はアルバイト必須?
一人暮らしの大学生は、ほとんどがアルバイトに時間をかけています。
毎日にアルバイトをしつつも、長期休暇時に一気にバイトをしてお金を貯めるという大学生もいます。
一人暮らしの生活費のかくほだけでなく、授業料の支払いや運転免許の取得費用等をかんがえると、出費はかなりおおくなります。
週3日~5日アルバイトしていることが平均となっており、居酒屋やコンビニ店員、塾講師、家庭教師が多いです。やはり、家庭教師や塾講師は時給の高さから人気のようです。
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