賃貸物件の初期費用は分割払い可能?支払いにクレジットカードは使える?

この記事では賃貸物件契約の初期費用は分割払いが可能なのかという疑問に答えていきます。分割払いが可能な場合はクレジットカードと現金のどちらでも出来るのか。

分割払いをする際にはどのようなメリットやデメリットがあるのかといったことも説明していきます。

分割払いも一度に払わなければならない費用を削減する一つの方法ですが、そもそも初期費用自体を抑えるという考え方もあるので、それについても説明をしていきます。

初期費用は分割払いできる?

初期費用 分割払い

結論から言いますと、賃貸契約を結ぶ不動産会社でクレジットカード払いが可能な場合は、賃貸契約の初期費用を分割で払うことができます。

分割払いにしていたとしても一括払いに変更できますし、一括払いから分割払いへの変更も可能です。

クレジットカードで支払いをすることができる不動産会社は増えてきていますが、ほとんどの不動産会社が対応可能かと言われると使用できない会社もまだまだ多いというのが現状です。

クレジットカードもいろいろと種類がありますが、VISA、JCB、Masterを持っていれば、ほとんどのケースで問題ありません。

分割して初期費用は抑えられるが、トータルコストでは損する?

初期費用 分割払い

初期費用の支払いは、クレジットカードを利用して分割払いにすることで、一度に多くのお金がなくなってしまうということは避けられますが、分割回数に応じて金利手数料が積み上がってくるのでトータルコストでは損をすることになります。

不動産会社によってはクレジットカードの一括払いしか受け入れてもらえない場合も

不動産会社によってはクレジットカードの支払い方法を一括払いしか認めていないことがあります。

そのようなケースでは、店舗では一括払いを選択して、カード会社への支払いを分割払い(リボ払い)に変更するというプロセスを踏む必要があります。

一括払いしか認められていない場合であっても、費用の支払いを分割に出来るということを覚えておいて下さい。

分割払いは現金でもできる?

初期費用 分割払い

現金での分割払いは断られてしまうことが多いですが、交渉してみる価値はあります。

ただし、その交渉により与信の問題があるのではないかと思われてしまっては、入居審査に通らないので注意してください。

また、不動産会社によっては、ボーナス一括払いに対応しているところもあるので、是非検討してみて下さい。

クレジットカード決済は全ての費用で可能?

クレジットカード決済が利用できる不動産会社や賃貸物件を見つけたとしても、全ての費用をクレジットカードで支払うことはできないことも多いです。

家賃の支払いのみということもありますので、初期費用を全額現金で払うことによって生活が苦しくなってしまう場合は、前もってよく確認をしておいてください。

 

初期費用をクレジットカードで分割払いするメリット

初期費用 分割払い

賃貸契約の初期費用はかなり高額です。普通は現金で一度に大きなキャッシュアウトがありますが、その支払い負担を軽減して新居にうつることができるのは大きなメリットです。

また、高額な費用をクレジットカードで支払うことになるので、ポイントが一気にたまるというメリットもあります。

初期費用をクレジットカードで分割払いする際のデメリットと注意点

初期費用 分割払い

初期費用をクレジットカードで分割払いするデメリットや注意点を説明していきます。

分割手数料が発生する

最大のデメリットはクレジットカードで初期費用を分割払いによって、分割手数料を支払わなければならないということです。それにより、トータルの支払い金額は高くなります。

分割手数料はクレジットカード会社ごとに変わりますが、年利で15%程度の手数料が発生します。

もちろん分割払いをすることにより、支払い総額に15%の手数料が発生するわけではありません。分割回数等により、金額は変わってきます。

支払上限額によっては初期費用が払えないことも

カードの支払い上限額に余裕がないと、カードの利用可能額を超えてしまうので支払いの決済をできなくなってしまいます。

契約したばかりのカードですと、上限額は50万ほどのこともあり、一般生活でのショッピングでも使っていると支払いはかなり難しいと思います。

初期費用の支払いをカードでしたいと考えている場合は、前もってカードの支払い上限額がいくらになっているかを確認しておいて下さい。

上限額の引き上げは、カード会社に連絡を入れればスムーズにできることもあるので、カードで初期費用の支払いをしたい場合は、一度問い合わせを入れてみて下さい。

分割回数の上限はカード会社によって違う

使用するカード会社によって、分割回数の上限は変わります。

一般的なクレジットカードの分割回数上限は多くのケースで24回となっています。長期にわたって分割を考えている場合はよく確認しておいてください。

支払いの滞納があると

分割払いだけでなく、一般的にカード払いを利用する際の注意点ですが、口座残高不足により支払いが遅れてしまうとカード履歴にバツがついてしまい、ブラックリストに載ってしまいます。

そうなってしまうと、次の入居審査が難しくなってしまいます。また、例えば新居を購入するために住宅ローンを組む場合に断られてしまうこともあります。

クレジットカード払いの滞納はその後の生活に悪い影響を及ぼしてしまうことが多いので残高不足とならないように、よく注意しておいて下さい。

分割払い以外で初期費用を抑えるとトータルコストでお得になります

初期費用 分割払い

物件を探す時には初期費用を抑えられるかしっかりと確認してみましょう。

敷金、礼金ゼロの賃貸物件を狙う

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賃貸の契約時には初期費用を抑える交渉をしましょう

・家賃交渉は4月以降がおすすめ

家賃交渉は大家さんが入居者獲得に焦っている4月以降が良いとされています。

4月以降は、繁忙期の引っ越しシーズンが終わるため、大家さんも「このままでは、借り手がつかない」と弱気になります。家賃の値下げ交渉をするのであれば、この時期がおすすめです。家賃を下げることができれば、初期費用を抑えるだけでなく、この先ずっとメリットを享受することができるので、必ず交渉はするべきだと思います。

・礼金を抑えてもらえないか話してみる

礼金は大家さんに対するお礼のお金となります。交渉次第では減額もしくはなくし、初期費用を抑えることが可能です。これも上の理由と同様に、4月以降が交渉のおすすめの時期です。

・物件に不備がないかをよく確認

内見をする時に、既にクリーニング済みであれば、水周りのカビ、エアコンの故障はないか、また使い勝手の悪い部分はないか等、しっかりと確認していきましょう。

それらの交渉ポイントを把握したら、他の同等額の物件と比較して問題があるが、修繕・改善は不要なので家賃等を値下げできないかと交渉してみましょう。これにより初期費用を抑えることも可能になります。

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